小説は書けないので、ネームみたいなネタみたいな覚書みたいな。
こういう話が描きたいと思ったけれど、描ききれるかどうかアレなので、MEMOしてみた。
一応、漫画カテゴリーの中に突っ込んでおきます。
文章、書けるようになりたい。
サーモンのパイ包み、食べたい。
------------------------------------------------セリフのみです。雰囲気だけでも感じてもらえれば。
「あれ?この匂いは…」
ユーリ: どうした、おっさん?市場閉まっちまうぞ!
レイヴン: ね、ね、青年、ちょっと寄ってかない?ここのサーモンのパイ包み、すごく美味いのよ。
カロル: ダメだよ今日は稼ぎが少なかったから自炊って・・・
ユーリ: ・・・・・・。おし、いいぜ、おっさん。丁度、腹減ってきた所だしな!
カロル: ユーリ、節約しないと次の新しい武器だって買えなくなっちゃうよ?
ユーリ: 明日その分頑張ればいいじゃねぇか。大丈夫、大丈夫。(・・・・頼む、カロル。)
カロル: え?
**
ユーリ: おっさん、良くこんな店知ってたな。
レイヴン: いつだったかなぁ?前に誰かと来た事があってね。あれ、誰だったかな。
ユーリ: へぇ。 うん、いい匂いがしてんな。
レイヴン: そうそう、ここのはソースもね・・・・
カロル: もう…。
**
カロル: ちょっとこの店、高そうじゃない・・・?
店員: お待たせしました。当店自慢のサーモンのパイ包みでございます。
カロル: うわ、やっぱり高そうだ…。お金、足りるかなぁ・・・・。
レイヴン: 待ってました!そう、これこれ!懐かしいなぁ・・・v
うん、味も変わってない。付け合せのマッシュポテトも変わってない!
ユーリ: ・・・・・。美味いか?おっさん。
レイヴン: うん、美味いよ!青年も少年もほら食べてみてって!このサーモンとソースも合うし、パイもパリパリだから!
ユーリ: を?本当だ、うめぇ。
カロル: あ、何だこれ。ボクこんなの初めて食べるよ。うん、美味しい!
レイヴン: でしょ?来て良かったでしょ?
ユーリ: ふ。安心した。
レイヴン: ・・・・?ここのは裏の河で獲れたサーモンを使っているから、新鮮で安心よ?
カロル: うん、身がふわふわしてて、この間缶詰で食べたのと全然違うね!
ユーリ: ちげぇよ。おっさんの事。
レイヴン: ふぇ?
カロル: ?
ユーリ: 一緒に旅するようになって、自分から「これが食べたい」なんて言ったの初めてだろ。
レイヴン: え?
ユーリ: 食べる事は、”生きる事”だ。
カロル: あ・・・。
ユーリ: 食べたい、イコール、生きることに対しての欲って事だよな。
今までずっと、食事中、何か違和感を感じてたんだ。今ハッキリ分かった気がする。
レイヴン: ・・・。
ユーリ: そんな心底嬉しそうに、美味そうに食うあんたを見たの初めてだ。
今まではただ突っ込んでただけだろ?儀式のように食って、ただ生きてる。
レイヴン: そう…かな。そうだったかもしれない…。あんまり、味、覚えて無いんだよね…。
(生き返った後、しばらく食べることを放棄してた時も…あったかもしれない…。その頃の自分を
あまり覚えていないけれども)
ユーリ: だから、安心した。自分から生きる事をしようとしだした おっさんが見れて、って事。
カロル: (そうか、だからユーリ・・・)
ユーリ: さぁて、早く食わないと冷めるぞ?おっさん。 しっかし、これ本当に美味ぇな。
レイヴン: (・・・・。
食べる事は、”生きる事”
・・・・・生きる こ と・・・・・。)
こんな高そうなトコ、大丈夫かよ?
お祝いなんだからさ、ちょっと奮発してでも記憶に残るような美味いものを食う!これだよ。
あの澄ました貴族の奴らがさ、めずらしく熱入れて語ってんの、ここのパイ。
絶対美味いぜ。記念に食っとくの悪くないだろ?
昇進おめでとさん、シュヴァーン。
おめでとう!
おめでとう!
ほら、食えって、シュヴァーン!
レイヴン: ・・・・・思い出した・・・。
ユーリ: ん?何をだ?
レイヴン: 誰と来たか…。・・・なんで・・・忘れてたんだろうなぁ・・・・。
・・・あいつら、平民出の下っ端兵の給料なんか、たかが知れてるのに・・・。
すごく美味くて、あの味が忘れられなくて・・・。
テムザの戦場で、あいつらにまた会った時、
生きて帰れたら、また皆であれを食いに行こうぜって…話してたんだ・・・。
ユーリ: ・・・・。
レイヴン: なんで、今まで忘れてたんだろう・・・・。
この町、戦後も何回も来たのに。この店の前も通ったハズ…なのに。
ユーリ: ・・・そうか。
-----美味いか?シュヴァーン。
レイヴン: 青年、ありがと…ね。
ユーリ: 良かったな、おっさん。
-----美味いか!な?来て良かっただろ?
カロル: ・・・・美味しいね、レイヴン。
レイヴン: ん、美味い…よね。あの時と変わらない。最高…だよ。
----また来ような。
---------------------------------
生きていた頃のシュヴァーンとこれから生きようとしているレイヴン。
生きていた頃の感覚を、生きるという事を、少しずつ思い出してきたレイヴン。
死人のようにただ生きてきた10年を思うと、辛くて辛くて。でもだからこそ、レイヴンというキャラは愛しいのです(笑)
----------------------------------
騎士とか軍人とか大好きです。
このサイトを建てた当初に考えていたシュヴァーン小隊長と部下の話もあるのですが、
ずっと描けず仕舞い。
そこから派生するユリレイとシュヴァーンの部下の話もネーム12枚まで描いてあるけど、
描けず仕舞い。(「僵尸の唄」というタイトルで、これが描きたくてこのサイト名にしたのに、描けてない・汗)
いつかどうにかしたいなぁ。こういうセリフだけの文章なら、書けるかな・・・。
いや、やっぱり漫画で描きたいな。
12P超えか・・・むー。
●びっくりするほどMYペース人間なのでテキトウにお付き合いくださいv
●好きゲーム/聖剣3・クロノ・FF9・DQ・TOS/TOA/TOV・KH・アサクリ2・スカイリム・東方 他
●大好き/ゲーム音楽・鉱石・RPG・わんこ
●東方はEASYシューターw win版メインタイトルは一応全部プレイ済
●テイルズはスーファミ版ファンタジアからP/D/D2/E/S/R/L/A/V/I/X/Z/
TOW1.2.3/TOF2/TOS-Rクリア済